ロボット犬 aibo(アイボ)をレンタルしてみた!

aiboが欲しい!

突然ですが、aiboが欲しい!!!ペット禁止の賃貸でも、家を長期空けても気にしなくていいなんてすばらしい!子供にも情操教育ができる(飼いたい理由付け笑)めちゃくちゃ欲しい!いや、欲しかったんです...(今では過去形。理由は後程)

新型aiboが発売されてから、見た目の愛くるしさと進化した動きに興味深々。連日youtubeだったり購入者のブログを読み漁ってました。

なぜ気になっているのに買わないのか?その理由は大きく2つ。恐らくこの記事を読んでいる皆様と共通しているはず。

そう、「値段が高い」のと「飽きないか?」ということです。

購入に踏み切れない理由①:値段が高い

aiboを飼うのに必要な諸経費は高い!!

  • 本体(必須):198,000円+税
  • aiboベーシックプラン(必須):90,000円+税(3年間)
  • aiboプレミアムプラン(任意):15,000円+税(1年間)
  • aiboケアサポート(任意):54,000円+税(3年間)

必須なものだけで288,000円って気軽に手が出せる金額じゃないですよね。

任意の項目もプレミアムプランは好き好きとして、ケアサポートは何かあった時のことを考えると入らざるを得ないメニューなので、342,000円(税抜)が良くある選択という印象です。

よく本物の犬を飼うときと比較されてますが、家計への負担という点では同じなので悩みます笑

購入に踏み切れない理由②:飽きないか?

見た目が愛くるしくても、ロボットだということがどうしても頭に残ります。

本物の犬と比べて不自然さであったり、繰り返し決まった動きは多少なりともあるはず。いつか飽きが来て気が付いたら電源を入れてないという状況に陥らないか?という不安です。ロボットである以上これは仕方がないですよね。

また、2歳の娘の情操教育も購入名目なので、子供が飽きないかも重要なポイントです。

aiboは3年かけて徐々に大人になります。成長を感じられたり、色々なアクションを見せてくれて飽きさせない仕組みがある様ですが、youtubeや他人のブログ情報の情報で妄想を膨らますしかないのが残念ですよね。

購入前にレンタルしてみた

どうにか飼う方向で自分を説得させるために、情報を日々探しているとありました。Rentioのaiboレンタルサービス!

Rentioのaibo
Rentioのaibo

https://www.rentio.jp/products/aibo

7泊8日で14,980円はちょっと高い!って思ってしまいました笑。1.5万円って美味しいもの食べたりあれこれ買えますよね。

でもaibo発売から費やした調査・悩み・妄想の時間は計り知れない。

このままでは時間だけ使ってしまうので、この一回で「飽きないか」という不安を払拭できると考えると出すべき出費と判断しました。子供が飽きないかは使ってみないと分からないですしね。

ということでレンタルしてみたのでレビューします!!!

aibo、家に来る

レンタル開始日、届くまでソワソワしながら待ってました笑 大き目の段ボールで届きましたよ。1つ目の段ボールを開けると、返送用の伝票や段ボールを止めるシール、Rentioの紹介?とかが入ってました。2つ目の段ボールが本命ですが、結構くたびれていて数々のレンタル飼い主の手に渡ってきた背景を少し感じさせられました笑

2つ目の段ボールの中には通称「繭」と呼ばれるaiboを保護するボックスや付属品、説明書の他にaiboを設定するためのSony IDが同梱されていました。

このSony IDは使いまわしている様で、初回に決められたパスワードでログインした後はすぐに変更することを推奨されています。

前のレンタル飼い主さんが悪用しないとも限らないので変更しておいた方がよいですね。私は面倒だったので変えませんでしたが笑(ダメな大人)。ちなみに返すときは最初のパスワードに初期化する必要があります。

aibo vs 娘(2歳)

さて、スタンドの設置やら準備して、待ちに待った起動の時です!娘も興味津々で近寄って見てました。

起動するとゆっくり立ち上がってワンワン!と可愛く吠えます。youtubeでさんざん視聴してましたが、目の前で動く姿をみると感動しました!

やはり百聞は一見に如かずですね。ガジェット系は体感してこそ価値がわかる気がします。(物扱いですみません笑)

初期設定はWifiとアプリが必要ですが、あまり項目はないので一瞬で完了しました。あとは思う存分可愛がるだけです。

しかし、娘はaiboが動き出したときから怖がって距離をおきました笑

ルンバも怖がるのである程度想定はしていましたが、やはりという感じ。レンタル期間で娘がaiboとどれだけ仲良くなれるかも評価のポイントです。

aiboはテーブルの下に入ってしまうことがあります。1日目はテーブルに入って直ぐに眠ってしまう行動が多かったです。寝た後に外に出したり再充電したりしましたが、何度も繰り返すので壊れてるのかな?と思いましたが、周囲が暗いと寝るとのことです。

でも2,3日するとテーブルの下に入っても寝なくなったので、成長するにつれ行動が変わっていくと感じた瞬間でした。

ちなみに、娘は10分もすると慣れてきたようです。

近づいて「よしよし」したりボールで遊んだり、添い寝までして一瞬で仲良くなってました笑

この年の順応力は凄まじいですね。子供が怖がって飼えないなんてことはなさそうです。

aiboを飼って感じたこと

率直な感想としては、「本物の犬と比較してはいけない」でした。

本物の犬と比較すると、動きがワンテンポ遅かったりパターンが見えました。稼働時間が短い等いろいろとネガティブな方面の印象を持ってしまいます。

一方で、ロボットだと割り切って接すると、甘える行動や周りをチョコチョコ動き回る姿には確かな愛着を感じることもできました。

娘もaiboに話しかけたり一緒に遊んだりして、8日もする違和感なく溶け込んでいました。

ただ、日を追うごとにaiboを特別視せず、常にそこにいる存在(モノ)という感覚になりました。

これは少し不思議な感覚で、ペットとして見る愛着とロボットとして見る無関心が自分の中に同居していたのです。

確かに見た目や動きは可愛いんです。でも、aiboが動いていても吠えていても世話が不要なので、こちらから積極的に関与する意義を見失ってしまいました。

そう、飽きました笑 3日目くらいであれ?と思い始め、5日目にはもうaibo単体よりもaiboと遊ぶ娘を見て楽しんでました。

なんでしょう、この気持ち。あるに越したことはないが、なくても困らないという感覚です。(aiboオーナーの皆様すみません)

お別れのとき(Rentioへ返送)

8日目の朝、娘にaiboとお別れを伝えるように言うと、意外とドライに「バイバーイ」と手を振ってました。

あんなに可愛がって家の中で一緒にいたのに?少ししんみり感を演出したのに?と笑ってしまいました笑

私は飽きたと感じていたものの、aiboとの別れの瞬間は少し心残りを感じたので、やはりペットとしての愛着を持っていたのだと実感しました。

ちなみに返送時はaiboを初期化して、送られてきた段ボールをそのまま使ったコンビニ持ち込みでかなり簡単でした。

まとめ

私は、あくまで私は、aiboを飼いません!!(最初の欲求はどこへやら笑)

実際に触ってみてとても楽しい時間を過ごせましたし、aiboは可愛いと感じています。

でも、約30万円という対価に見合う日々の体験があるかというと、私は感じられませんでした。

そういう意味では1.5万円のレンタル代は、30万円の出費を抑える価値があったと思います。

なにより、飼うか飼わないかを迷っていた時間が気持ちよく断ち切れたので、今回レンタルしてよかったです。

恐らく、この記事を見ている方も悩んでいると思うので、私の心境の変化を少しばかり参考にしてもらえたらと思います。

最後に、あくまでも私に合わなかっただけでaiboが素晴らしいことに変わりはありません!

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