Synology WRX560 開封の儀
Synology WRX560 を購入しましたので、開封の議を行います!
目次
同梱物のチェック
箱はこの通り。国内メーカと違ってかなりシンプルでぱっと見は特徴など良くわからないですね。値段も大衆向けではない価格帯のため、量販店に陳列して良さを訴求するのではなく、SOHOに導入する技術者が事前に調査して選択してもらうことを狙ったパッケージな気がしました。シンプルですが、あまり心は踊らない感じです。
まず蓋を開けると、高級感な製品に付きがちな袋に本体が収められていました。この辺りは好印象です。また、保証書と一緒に問合せはSynologyではなくASKにするようにと注意書きが添えられていました。「Synology NASストレージ製品について」というタイトルなので、同梱されていることからこのルータも対象なのでしょう。何かあったとき様に忘れず保証書とセットで保管した方が問い合わせがスムーズになると思いました。
続いて、本体を袋から出して同梱品も全て出してみました。同梱品は以下の通りでした。
- 本体
- ACアダプタ
- クイックインストールガイド
- LANケーブル
- 保証書
- Synology NASストレージ製品について
ちなみに、付属のLANケーブルはカテゴリ5eとなっていました。WRX560は2.5Gbpsポートに1ポートだけ対応していますが、カテゴリ5eだと1Gbpsしか出せないはずでは…と疑問に思い調べてみたところ、カテゴリ5eでも2.5Gbpsに対応している様です。このあたりの規格は常にアンテナ張ってないとドンドン進化してすごいですね!
Cat5eケーブルで2.5Gbps?!(https://lan-kouji.com/column/014/)
本体外観のチェック
本体の表面は他のサイトでも散々見られますので、いきなり裏面から。左から電源ボタン、ACアダプタ接続、WANポート、LANポート4つ、リセットボタンになっています。また、LANポートの左端1ポートのみ2.5Gbpsに対応しておりWANとして利用するかLANとして利用するかを選べます。最初は全ポートが2.5Gbpsだと思っていたのでこの仕様に気づいたときは残念でしたが、1Gbpsベストエフォートな我が家の回線状況を考えると実用上特に問題ありません。
ポート部分のアップ画像も載せておきます。LAN1のポートだけWAN2や2.5Gbpsの記載があることがわかりますね。公式ページにもこの仕様は記載されているため、2.5Gbps対応という点だけで判断せず、ご自身の利用要件を満たしているかチェックが必要なポイントかと思います。
続いて、上からの画像です。スリットが入っていて、熱がここから逃げるようになっています。ファンレスではありますが煙突効果で効率的に熱を排出する構造になっていると思います。
下からの画像がこちら。しっかりと本体を支えるようにボタっと太い形状になっています。スリットが入っており、ここから吸気する構造になっていますね。
正面の中央をアップにしました。ランプはSTATUS、Wi-Fi、WANの3つです。その他、正面にもスリットが入っているためここからも吸気される様ですが、エアフロー的には上下のスリットだけの方が良い気がするのですが、この辺りはどうなんでしょう。まあそもそもファンレスなので、あまりシビアに気にする必要はないかもしれないですね。
側面にはWPSとWiFiボタン、USBポートが付いています。USBポートは侵入防止(Threat Prevention)機能を利用する際に必ず外部メモリが必要なので、NASとしても利用する場合は1ポートでは足りなくなるためUSBハブを準備しておくことをお勧めします。
消費電力のについて
メーカサイトの仕様では、消費電力は以下の通りとなっています。現在使っているNECのAterm WG2600HP3は最大20Wとのことなので、半分以下は魅力的です。
- 10.80 W (アクセス)
- 7.94 W (無作動)
実際にアイドル状態で確かめてみました。初期設定を入れる前でインターネット接続もしていない状態ではありますが、7.5Wのためメーカの情報が信頼できそうです。7.94Wより若干低い値が出ていますが、おそらくワットモニターの精度の問題でしょう。
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